孤独のグルメにも登場した町中華
今回は孤独のグルメにも登場した亀戸の町中華「菜苑」をご紹介したいと思います。
ぎっくり腰で入院していた五郎さんが退院後に入ったお店です。五郎さんが入院したことと、純レバ丼の絵力でこの回(シーズン5・第10話)は一孤独のグルメファンとして非常に印象的な回でした。
お店は東京都墨田区の亀戸天神から徒歩2~3分の場所にあります。私たちは2月のとある土曜日12時過ぎに訪れましたが、既に10人以上の行列ができておりその人気ぶりが伺えます。
年齢層としては20~50代のカップル・ご夫婦のような方が多く、年齢を選ばないお店のような印象を受けました。また、並んでいると列のあちこちから孤独のグルメについて話しているのが聞こえました。それだけ孤独のグルメファンからも注目されているお店だということですね!
40分程並んだでしょうか?期待に胸を膨らませて入店!店内は孤独のグルメで見た通り、ザ・町中華といった雰囲気。何より感動したのが、孤独のグルメに出演されていた店員さんが実際にネギを切っていらっしゃったんです!ドラマ内に出演されていた女性の店員さんを見て、ここは本当にドラマで取り上げられたお店なんだな〜としみじみしてしまいました。
菜苑名物「純レバ丼」
メニューに目を移すと、ラーメンやチャーハン、レバニラなど、町中華のラインナップは一通り揃っています。
私たちのお目当てはもちろん「純レバ丼」。純レバ丼単体だと結構重そうだなーと心配になりましたが、大丈夫!先程並んでいる時に見つけたんです!ミニ純レバ丼を食べている人を!
外から店内を見る限り、純レバ丼を頼んでいる人と、このミニ純レバ丼を頼んでいる人が大半でした。メニューをみると、ミニ純レバ丼はラーメンとのセットメニューでした。スープ替わりにもなってちょうどいいと思い、餃子をプラスし彼と一緒にこちらのセットを注文しました。
注文が終わり店内を見回すと、鍋を振っている料理人の方、猛烈にネギを切っている女性と、ずっと見ていられる光景でした。店内撮影NGなのでその光景をお届けできないのが残念ですが…
五郎さんと同じ空間を満喫していると、料理が続々と到着しました!セットのミニ純レバ丼はミニでもネギがどっさり。
そう、この純レバ丼、最大の特徴はレバーに乗っている大量のネギなんです。一見多すぎる量に感じますが、とんかつに添えられているキャベツの様にふわっと軽い上に辛みも全くなく、濃い味付けの甘辛レバーとの相性が抜群なので、ネギのおかわりが欲しくなったくらいです。
レバーも臭みが全然なくトロトロで、味付けもしっかりしているので、レバーが苦手な人にもぜひ食べてみてほしい一品です。
ラーメン、餃子も必須
純レバ丼の美味しさばかり語ってしまいましたが、菜苑は他の料理も絶品なんです。
私たちが他に頼んだのはラーメンと餃子。ミニ純レバ丼とのセットのラーメンは、あっさり醬油味で麺にコシがあり濃い味の純レバ丼との無限ループでした。チャーシューも脂身と肉部分のバランスがほど良く、味もよく染み込んでおり、いいアクセントになっていました。また、このラーメンにもたくさんのネギが乗っていて、ネギLOVERとしてはテンションがあがりました。
そして餃子もラーメンに負けず美味しかった…
一個一個が餡でパンパンに太っていて、口に入れると肉汁があふれ出して「肉汁のナイアガラの滝や~!!」状態でした。この大きさと味で450円はコスパがいいと思います。
五郎さんが酢コショウでこの餃子を食べていたので、私も五郎さんリスペクトで酢コショウで食べてみました。確かに酢コショウで食べるとさっぱりして純レバ丼とも合います。純レバ丼セットのお供にオススメです。
ドラマ内では他にタンメンとちゃんぽん麵を食べているお客さんがいたのですが、そちらも美味しそうだったのでまたリベンジしたいと思います!
ちなみにラーメンセットはランチのみなのでご注意を。
町中華だけどデートにも
町中華というとあまりデート感がありませんが、菜苑周辺には亀戸天神や甘味処もあってデートにもオススメです。
純レバ丼セットと餃子で満腹になったので、まずは腹ごなしがてら亀戸天神に行きました。2~3分歩くと亀戸天神に到着です。有名な神社だけあって人も多く賑わっていました。
お参りをして(これからも美味しいご飯をたくさん食べられますように!)境内を散策していると、池にサギとコイがいました。サギってすごいじゃん!と思ってその場で調べてみると亀戸天神には割とよくいるそうです。さすが亀戸天神…
境内周辺は人が多くお参りするのにも並びましたが、この池があるところは人もまばらでゆったりと自然を眺めることができました。都内にありながらいい意味で都内っぽさがなく、自然や生き物に癒されながらのんびりとした時間を過ごしました。
その後亀戸天神や周辺をウロウロしているとあっという間に1時間ほど経っていて、少し歩き疲れたのでどこかで休憩しようと考えていると、菜苑の隣に「船橋屋」があったことを思い出しそこで茶をしばくことに。
船橋屋はあんみつとくず餅が名物の和菓子屋さんで、以前から気になっていたお店だったのでワクワクしながら向かいました。おやつ時でしたが並んでいる人もいなくいいタイミングで入店できました。
それぞれ抹茶クリームあんみつとくず餅を注文しシェアすることにしました。さすがは名物だけあって、満腹でもあっという間に完食してしまうほどの美味しさでした。
店内は席同士の間隔が広くとられており、混雑時でも圧迫感を感じることなく茶をしばくことができます。
こんな感じで亀戸に行ったことがなかった私たちでも半日楽しむことができました。
あなたもお腹も心も満たされる町中華デートをぜひしてみてはいかがでしょうか?(もちろん女子会やお一人様でも!)
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